日記

更新頻度はあまり高くはありませんがネタがあったら書いていこうと思います。

コマンドライン辞書に多言語同時翻訳機能を実装した。+Windowsでの設定方法

この前の記事でコマンドラインで使用できる辞書を紹介しました。

peeeeron.hatenablog.com

今回はあの辞書に更に1つの言語だけではなく複数の言語に同時翻訳する機能を追加しました。 言語ごとにGoroutineを立てて非同期に結果を取得します。CPU数-1で並列化しています。並列化しているので、あまり通信のレイテンシによる遅延を感じずに多言語への翻訳を実現しました。

gyazo.com

github.com

それにしてもこのGlosbeとかいうAPI、存在しない言語を送った時HTMLを返してきたり、数字がJsonのキーになっていたり、設計がガバガバすぎる。。。

コマンドライン引数を複数取ることができるようにgo-flagsというライブラリを使って引数をパースしました。
また、引き続きdrone.ioでバイナリファイルを配布しているので、下記リンクからダウンロードできます。

ダウンロードリンク

Windowsでの設定方法

  1. 上記ダウンロードリンクからWindows用バイナリをダウンロードする。
    1番上の拡張子.exeになっている奴がWindows用バイナリです。

    f:id:PeeeeRON:20160102113339p:plain

  2. 適当な場所にフォルダを作る。今回はユーザフォルダにbinというフォルダを作成しました。

    f:id:PeeeeRON:20160102113317p:plain

  3. 先ほど作成したフォルダ(今回の場合はbinフォルダ)にdict.exeを移動する。

    f:id:PeeeeRON:20160102113343p:plain

  4. 左のメニューからPCを右クリックし、プロパティを左クリックする。

    f:id:PeeeeRON:20160102113355p:plain

  5. 新しく開いたWindowの左メニューのシステムの詳細設定を左クリックする。

    f:id:PeeeeRON:20160102113357p:plain

  6. 環境変数を左クリックする。

    f:id:PeeeeRON:20160102113347p:plain

  7. ユーザ環境変数PATHを選択し、編集をクリックする。

    f:id:PeeeeRON:20160102113350p:plain

  8. 右のメニューから新規を選択し、先ほどdict.exeを保存したフォルダのパスを入力しOKを左クリック。追加できたらすべてのWindowを閉じる。

    f:id:PeeeeRON:20160102113352p:plain

  9. コマンドプロンプトを開いてdictを入力するとコマンドを入力できるようになっている。ここでできなければ環境変数の設定が間違っているため、もう1度8で入力したフォルダのパスがdict.exeを保存した場所のパスと同じか確かめる。

    f:id:PeeeeRON:20160102113345p:plain

Windowsの場合だとタイ語が表示されなくなっています。これを表示できるようにするにはコマンドプロンプトのフォントをタイ語に対応したものにかえる必要があります。
また、Windowsでもコマンドにエイリアスを設定できるらしいので、特定言語しか使わない場合は設定したほうが便利だと思います。

bakunyo.hatenablog.com